ぱぷ火🐧💚ご飯読書哲学『ぺんぎんロマンス』

霞を食べて生き延びたい『ぺんぎんロマンス』

夏から秋への……

ここ数ヶ月というもの、私はウェブ世界の住人になりきれずアナログに引き籠っていました。その間も料理を作ったり珈琲を飲みながら読書をしたり、そしてまた動画を撮ったりと特別変わるところはありません。ただ生来の熱しやすく冷めやすい質が災いし、行動が散漫になり、更新を途絶えさせてしまいました。これは実は私の読書活動においても当てはまっていて、しかも(生活全般においてですが)四季の移り変わりによる気分や志向の変化というものも影響するので、なかなか読みたい本が読み切れずに増えていくばかりで、一向やりたいことが片付かずに困ってしまう所以でもあります。

さてあの暑い夏が過ぎ秋になり、束の間に冬になってしまいました。私はこれぞ、と思った本に囲まれながら色々と手に取り、少し疲れてしまっていました。その過程で思いがけずニーチェを繙くに至ったのですが、それからというもの数日間、私はニーチェに夢中になっていました。(私の哲学遍歴についてはいつかどこかでお話する機会があるかも?それはその時に譲るとして)まず彼のある逸話を知り、思ったことなどを今度改めて書くことにします。

丁度その頃の朝食

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――トーストに檸檬ジャムとヴィーガンバター、オムレツを模したヴィーガンオムレツ、そして豆乳ラテです。『朝の食事 中央公論社(1960)』という本を参考にしました。

ちなみに前々回のyoutube動画「文豪の朝食」と題して三島由紀夫氏の朝食をまねて作った際に氏の全集本を参考にしましたが、上記の本にも、囲み記事「私の朝食(2)」の中に他の文化人の方々の例に並び記されていたので、補足として以下に引用しておきます。

スクランブルド・エッグ、またはフライド・エッグ

モーニング・コーヒー(ミルク入り)

トースト(ジャム、またはマーマレード)

以前はハーフ・グレープフルーツを毎朝食べていましたが、入手難なのでやめました。

イングリッシュ・マッフィンもしばらく試みましたが、結局トーストに落ち着きました。」(p.46)


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