ぱぷ火🐧💚ご飯読書哲学『ぺんぎんロマンス』

霞を食べて生き延びたい『ぺんぎんロマンス』

百年後に知己をまつのみ(^'◇'^)ぷりっ

私の投稿なぞは全然見られていませんね。まあ、つまらない、よくわからない、気持ち悪い、などといった感想があるのかもしれません。

村上一郎氏でさえ、「わたしは、千人か五百人かそこらの堅い読者をもっている幸いをこころにかみしめた。」(『志気と感傷』)と言っているのだから、単純に比較はできないけれども、その意味に多少ズレはあろうが同じように、厳しい世界なのだと感じるのです。 

ましてや、真に理解を得られるかというと、これは大変に貴重な出来事・出会いになるのではないかと思います。”百年後に知己をまつ”とはよく言うものですね。

とまあ、かく言うけれど、何だかんだ見られていない方が楽しかったりするのだ。私は手前味噌になるが、もし私の書いたものや作った動画など、またsnsのつぶやきなどに人気が出る、なんてことが起こったとしたら、その時はまず己を疑い省みるべきだと思うからだ。

三島由紀夫氏も言っていた、思想においては形(フォルム)は火より強いが、文学となると、イメージが形(フォルム)より強いのだと。つまり文学における〈フォルム〉とは即ち作家の文体であり、それは「煩瑣な方式に化」せざるを得ないため、つまり「要約不可能」であるために、忙しい現代人からは(その無理なはずの)要約や社会的イメージによってでしか認識されないわけだが、当然ながらそんなものでは真に理解されるはずがないのだ。

ぱぷ火のぼやきでした。


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